家売却 高く売る声

育児にとってこの逃げ道というのは、一番大事なものかもしれませんね。子どもにとってもそうなんですが、親である私にとってもです。親がかっかと怒ってしまったときに「いい加減に頭を冷やしなさい」と子どもと親の間に入ってくれるのが祖父母。核家族化が問題になるのは、こういうときだと思います。育児で息詰まるなんて、たいがいの人が経験しているのではないでしょうか。そんなときに頼りになるのが親だったり、友だちだったり。でも近くにそういう人がいなかったら、子どもにも親にも不幸としかいいようがありません。もちろん祖父母が同居していたりして、嫁姑問題が起こる場合もあるからストレスが増えるなんとこともあるかもしれません。それでも今の祖父母たちは比較的元気な人が多いので、育児に疲れたら頼ってしまうのもひとつの手ではないでしょうか。私は夫の実家へ行ったときには、かなり育児に力を抜いていて最低限しか怒りません。むしろ夫が私のように怒って注意しているといったところでしょうか。その分夫が義理の母に「もう、いい加減にやめときなよー」と言われて、子どもをかばってくれるのです。子どもにとっても甘えさせてくれる、おばあちゃんはありがたいようです。義理の母も育児で悪戦苦闘したことがあるでしょうから、子どもをかばうことの必要性を理解しているんでしょう。育児と育自。確かに深く繋がっているものだと思います。私にはまだまだ達成していると実感もなく、手探り状態の毎日です。育児が語れるようになるまで、あと何十年も必要なんだろうと思うと、これまた溜息が出てしまいます。